冲方丁さんと一献。

今宵は冲方丁さんと神泉で一献。最近お気に入りの小さな居酒屋で、2人でしっぽり日本酒など。

いつも、ついつい朝までコースになってしまう我々。飲むたびに半日潰してるようでは、お互い仕事に支障がでるし、何より気軽に集いにくい。もう少しサクッと飲んで早めにあがる習慣をつけよう。そのほうがもっと頻繁に会えるのでは? ――などという相談を、すでに2軒目のお店でやっている時点で、つけるクスリはないのかもしれません…。まあ、楽しいからいいのですが。

20140731

この日は珍しく、投資信託の話なんかで盛り上がったりして…。

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マルザック@渋谷

日中、急きょ飛び込んできた新刊インタビューが1つ。『「サル化」する人間社会』の著者、山極寿一氏に東京駅でお会いしてきました。京都大学の先生なのですが、ちょうどこのタイミングで次期総長になることが決まり、多忙の合間を縫ってのインタビューとなりました。少しタイミングずれてたらもう会えなかった方だろうな、と思ったり。

ちなみに山極氏はゴリラ研究の第一人者で、アフリカの奥地で何日もゴリラと一緒に寝泊まりするようなフィールドワークをこなしています。総長というポストに収まるとそういうこともできなくなるのでしょうし、霊長類研究においては大きな損失なのかも……。

晩は渋谷で一献。悪友Rが先日40歳の誕生日を迎えたそうで、「祝ってくれ」と泣きつかれた。なので先輩1人駆り出して、ひっそりと小宴を。場は、Rの希望で予約した青山通り付近のバル「マルザック」。

20140730

ちょっと駅から遠いのが難点ながら、適度なザワザワ感で居心地のいいお店でした。

和酒バールAGI@五反田

「Voice」で連載している「乙武洋匡、世界の大使に会いに行く」(Webでも読めます)も、まもなく連載終了。のち、ちょっとアレンジを加えて再構成し、1冊の書籍にまとまります。日中はそのインタビュー収録のため、都内某所のオトタケ事務所へ。僕としてもいろいろ思い出深いオフィスですが、もうすぐ引っ越してしまうそう。距離的には我が家に近づいてくる感じだけど、ちょっと寂しい。

のち、ランチしてジムへ行って、夕方以降はおとなしく自宅作業。……のつもりでしたが、学研の編集Uさんが捕獲でき、いそいそと五反田まで。日本酒ツウが集まる和酒バール「AGI」をUさんが押さえてくれて、あちこちの地酒をしこたま飲んだあと、付近の「HUB」へ移動。めずらしく、2軒目なのにまたビールなど(ヒューガルデン大好きっす。

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AM2時ごろ、タクシーで帰宅。

さいふうめいインタビュー。

午後、都内某所で竹内一郎さんのインタビュー。大ベストセラー『人は見た目が9割』の著者といえばご存知の方も多いと思われますが、もっと伝わるようにいえば、別名さいふうめい。麻雀漫画『哲也』の原作者さんですね。

今回は新刊『なぜ私たちは他人の目を気にしてしまうのか』に絡めたインタビューですが、前々から一度お会いしたかった方なので、いろいろ雑談も交えての楽しい1時間。

竹内さんももともとはライターだったわけで、それが漫画原作その他で大きな波に乗り、現在は某大学で教鞭をとったりするかたちで“あがり”に近づきつつあります。半生を語る途中で何度か、「僕のようにたまたま本が売れる人は……」というフレーズが織り込まれたけど、それがまったくイヤミでなく、むしろ謙虚な説得力を感じたものです。じつに勉強になりました。

20140728

このインタビュー、Webにもあがってました。興味ある方、こちらからどうぞ。⇒週プレNEWS「SNS全盛の現代社会で、「世間の目」との上手な付き合い方は?

初めての出稽古。

今日はジムが臨時休館日。そこで、行きつけのBARのマスター(元キックボクサー)が最近通い始めたという、渋谷の某キックボクシングジムで練習させてもらうことに。ボクシングを始めて20年以上になるけど、こういう出稽古は初体験です。

メンバーは、「ナイスミドル」というミドルエイジのためのスパーリング大会出場を目指すマスターと、お店の常連Y君とその彼女。気のおけない4人でワイワイ練習に行くこの感じがまず、なんともいえず新鮮です。

基本的にサンドバッグさえ借りられれば、勝手にいつも通りのメニューをこなそうと思っていたのですが、なんだかんだけっこうキックの練習もさせてもらって楽しかった。いつもとはまた違う筋肉を酷使した2時間。ボクシングジムと違って空調入ってるんだけど、バテました。

20140724

友達同士で勝手にミットを持ち合ったり、隅っこで自由にマスをやったりするのって、ボクシングでは許されないので、なんだか変な気分。家から近いし、こっちのジムにも入会しておこうかな…?

サンクトガーレン探訪。

神奈川県が誇る地ビール醸造の雄、サンクトガーレンを初訪問! ビール通には名の知れた、クラフトビールの元祖と呼ばれるブリュワリーです。

簡単に説明すると、もともと20年前までビールというのは一定量以上の醸造しか許されず、つまり大量生産に耐えられない小規模事業者はビール造りを禁じられていたわけです。ところが、サンクトガーレンの岩本氏は、当時ロスに構えていた飲茶店でビールの自家醸造を試みて、それがスマッシュヒット。逆輸入のかたちで日本にも愛飲家を増やし、海外のコンテストで賞を穫ることもたびたびでした。

時の政治的背景もあり、アメリカから「日本はこんなに優れた醸造家がいるのにビールを造らせないなんて、バカじゃねーの?」と圧力がかかり、ついに酒税法改正、クラフトビール解禁となったのが1994年のことでした。

つまり、同社のホームページ上にも謳われているように、クラフトビール解禁はサンクトガーレンが勝ち取った戦果なわけです。

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このサンクトガーレンの大ファンである僕としては、どうしても一度、岩本社長にお会いしたくて、今回はマイナビの仕事にかこつけて取材にやってきたのでした。…公私混同? いやいや、ライターなんてそんなものです。

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果たして、岩本社長の半生ってばメチャクチャ面白くて、いつか1冊本にまとめることを提案したいな、などと思ったり。

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醸造中の各種商品もしっかり堪能させていただきました。できたてのフレッシュなエールビール、最高!

浅沢英『浪速のロッキーを捨てた男』(KADOKAWA)

夕方から久しぶりにルミネtheよしもと。人気芸人が多数出演する夏休み興行のわりに、客入りはちょっと寂しい感じでしたが、それでもウーマンラッシュアワーが登場した時の歓声はすごかった! のち、最近お気に入りの「ビストロ熟肉」という熟成肉のお店で赤ワインなど。良いオフでございました。

ところで、最近またちらほらとボクシングのノンフィクションが出てきてますね。話題になったタイソン本が気にならないわけではないけれど、個人的にはこの手の文芸には国内のモチーフを求めたい(『遠いリング』は心から名作だったと思います!)。その点、専門誌でよく署名をお見かけする関西のボクシングライター、浅沢英さんの『浪速のロッキーを捨てた男』は、まさしく“こういうのが読みたかった!”という1冊。副題の「稀代のプロモーター・津田博明の人生」ってのが、もう世代的にたまりません。

津田氏が興したグリーンツダジム。僕が中学生の頃には早くも井岡弘樹さんが活躍されていた関西の名門で、その後も山口圭司さんほかイキのいいボクサーが軽量級を中心に多く所属していました。思えば、高山勝成選手を10年くらい前に初めて取材した時、訪ねた先はグリーンツダジムでした。

タイトルにある「浪速のロッキー」とは、赤井英和さんのこと。津田氏がジムを起こすプロセス、赤井少年との出会い、そして――。

20140723

丹念に取材された跡が窺える、興味深い作品でした。