貴志祐介『エンタテインメントの作り方』(KADOKAWA)

構成を担当した、貴志祐介『エンタテインメントの作り方』が刷り上がってきました。この手の本については珍しく、巻末に「本書は語りおろしです」と明記され、ライターの存在を隠していません。これは宣伝しやすくてありがたい!

貴志さんといえば、『黒い家』をはじめとするホラー作品で一世を風靡したかと思えば、『青の炎』では倒叙ミステリーを、『新世界より』では壮大なSFを、『悪の教典』ではサスペンスをと、じつに多彩なジャンルで抜群に面白い作品を多々提供してこられた大作家です。その貴志さんの小説作法を1冊にまとめたいという思いは、僕自身、10年前から胸に秘めていました(実際に何人かの編集者には雑談的に相談もしていました)。

ところが、先に貴志さんと「ボクシング見聞録」という不定期連載を始めたこともあり、なんとなく保留にしていたところ、昨秋にKADOKAWAの編集さんから舞い込んだのがこのオファー。自ら企画せずとも夢が叶ってしまったかたちで、これほど楽しいことはありません。

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貴志祐介ファンはもちろん、多くの作家志望者の方、もしくは若き作家の皆さんに読んでいただけますように。

さて、本日は午後から新宿でインタビューを1本こなしたあと、渋谷で木下半太さんと合流。来月発売の新作の再校ゲラを、時間がないのでその場で処理していただくことに。下の写真は、若い劇団員に囲まれながらゲラの赤字を処理していく半太さん。

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終了後は駆け足でデュランバーへ。ちょっと変わった電子媒体から広告営業があり、その対応を。

営業にやってきた女性スタッフの方が、いかにアクセスを稼いでいる媒体なのか、どんなタレントを起用するのかを得意気にプレゼンしてくれましたが、プロの編集者が待ち構えていたのは誤算だったでしょう。まして電子書籍にはとっくに見切りをつけている僕です。なんの手応えもあたえてやれず申し訳ない気もしましたが、こちらも商売なのでやむを得ず。

そのままハイボールなどやりながら軽く晩メシにして、適当な時間に帰宅。

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