サルバドール・ダリのデザイン。

某タバコ銘柄の広告仕事で、シガー・アドバイザーの有資格者に取材をしようということに。仲のいいバーテンさんをあたったら、「たしか僕の先輩がその資格を持っていたはず」と紹介してくれた方を訪ねて、夕方から東北沢へ。

いくつか団体があるようで、正確にはシガー・マネージャーという資格を保持するバーテンさん。営むお店は随所にシガーへの愛を感じさせる、実にマニアックなBARでした。

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これまでタバコはくわえたことすらない僕ですが、シガーは常々、いい香りだなあと思っていた口。そのうち気が向いたら試してみようかな。

一通りの取材を終えたあと、やはり目が行くのはバックバー。変わったボトルがたくさん並ぶ中、ひときわ異彩を放っていたブランデーが……。聞けば、かのサルバドール・ダリがデザインしたボトルなのだそう。かなりレアな限定品で、未開封の状態でストックしている店はあまりないだろう、とのこと。

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背面にはしっかりダリのサインが!

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「これ、もし飲みたいと言ったら、開けてくれるんですか?」
「ええ、構いませんよ。単に今まで、飲みたがるお客さんがいなかっただけですから」
「……でも、お高いんでしょう?」
「まあ、たしかに安くはないですね」

仕事(取材)はつつがなく終えていることだし、日頃お世話になってる編集N嬢も飲みたそうにしてるし、たまには接待するかという気分に。

「んじゃ、ストレートで2杯、もらえますか? これで足りますよね」と1万円札をだしたら…、「いえ、もうちょっとするんです」とまさかの答え。あとで仕入れ値を調べてみたら、なるほどなるほど、というお値段。

ちなみに余談ですが、BARでは“3杯取り”とか“5杯取り”といった価格設定の基準があります。前者は仕入れ値を3で割った値付け、つまり3杯売ったら償却できる価格ですね。後者は5杯で元を取る感じ。

さすがに躊躇する僕に、「それなら、もう少しリーズナブルなこちらがオススメですよ」と、また別のブランデーをご紹介いただき(それでも1ショット2000円ほどしましたが)、ちょっとだけ喉を潤して退散。いろんなお酒があるものだなあと思いつつデュランバーに寄り、飲み慣れたお酒の安心感を噛み締めたのでした。

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今宵は久々にカクテル「TOMOKIYO」を。そういや、このカクテルも誕生1周年ですねえ。

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