琵琶湖上のパワースポット、竹生島。

今回は1泊だけなので、夕方の列車で帰京しますが、その前に。長浜港から約1時間ほどの湖上に浮かぶ、竹生島へ渡ってきました。ここは近江随一のパワースポットとして知られる、前々から気になっていた島なのです。

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国の名勝に指定され、西国三十三所札所めぐりの第三十番札所「宝厳寺」があるため、古来より信仰対象とされてきた周囲2kmの小島。

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ある知人はこの島に降り立った瞬間、溢れかえる霊気に目眩が止まらなくなったと言ってましたが、僕はまったくの平常モード。鈍感なのでしょうか?

ただ、この荘厳な雰囲気はそれだけで絶景。桃山時代の遺物も多数。わざわざ参拝に訪れる人が絶えないのも大いに納得したのでした。

そのうち『怪しい噂 体験ルポ』の第2弾みたいなのがやれるなら、そこで詳しくレポートしたいと思います。

長濱浪漫ビール。

近著『物語で知る日本酒と酒蔵』のシリーズ的な企画として、今度はクラフトビールの取材を始めています。仮題をつけるなら、『物語で知る日本のクラフトビール』ってとこでしょうか。

地方取材ものとしてはこれが一発目。滋賀県は琵琶湖のほとりに、長濱浪漫ビールのブルワリーを訪ねました。

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貯蔵タンク直結のサーバーから注がれるビールってのは、もうそれだけで大変なご馳走です!

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何かと歴史とゆかりの深い長濱は、見どころには事欠かない印象ですが、近江牛料理を提供するこのビアレストランの存在感はまた格別。

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正直なところ、どこも何百年の歴史持つ酒蔵と違い、最大でも20年の歴史しかない国産クラフトビールというのは、執筆するうえで各社をどこで差別化すればいいのかと悩んでいました。……が、日本酒に負けず劣らず土着的な文化で、興味深い話しが多々聞けました。大収穫。

国産クラフトビールを語るキーワードは、やはり「町おこし」ということになりそうです。

アレルゲンとの戦い。

晩、講談社の編集M氏が我が家へ遊びに来てくれました。愛犬との悲しい別れを経た直後なので、せめてうちの愛猫で癒やされてくれれば……と思ったものの、M氏は重度の猫アレルギーであることが発覚!

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それでも動物好きのさがに突き動かされる様子が、とっても微笑ましいのでした。

ちなみに、またニホンオオカミ捕獲のために動き始めよう、というのがこの日のお題のひとつ。

トークセッション「いつかは本を出したい!書籍出版のリアル」。

午後から朋友ミヤワキ氏率いるノオト主催のライター交流会&トークセッション、「いつかは本を出したい! 書籍出版のリアル」に登壇。

会場には本を出したい人、あるいは本を出したことがあるけどもっと出したい人などが集まっていて、自分なりの出版活動との向き合い方、企画の立て方などを、ハイボール片手にちんたらお話させていただきました。

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率直に言って、今は本を出しやすい時代だと思います。体感的に、15年前は企画書20本書いて1つ通れば御の字だったけど、今は7~8本書けばそのうちのいくつかはいいところまで行くイメージ。

これはなぜかというと、単にこちらが企画を通すコツを掴んだこともあるのでしょうが、何よりも大きいのは、出版不況がより深刻化していること。1冊あたりの部数を刷れなくなっている分、出版社は出版点数を増やす傾向にあるのです。

たとえば僕の最新刊『物語で知る日本酒と酒蔵』は新書ですが、以前は新書といえば、何よりも著者の肩書や知名度が重視される箱だったはず。しかし、こうして僕のような者にも声をかけてくれるレーベルが増えているのは、それだけ門戸が広がっている(つまり書き手の確保が難しくなっている)証しでもあります。

でも。イベント中もお伝えしましたが、本を1冊書いたからといって、実はほとんど著者を取り巻く世界は変わりません。よほど売れれば別ですが、多くの本と著者は、出版前も出版後も平常運転のまま。テレビや雑誌から多少のコンタクトがあったりはしますが、それによって大きなことが起こることはまずありません。むしろ、本を書くために雑誌やウェブの仕事を抑えていたりすると、しばらく貧乏生活に突入するリスクもあるでしょう。

僕の勝手なスタンスではありますが、書籍出版は割のいい宝くじのようなもの、といった程度に考えておくのが無難。それもで好きなテーマに楽しく取り組んでいるうちに、思いがけないご褒美(スマッシュヒット)があるかもしれません。そういうささやかな夢を見ながら、書籍出版と付き合っていくのがいいのではないでしょうか。もっとも、こういうのを白馬の王子様願望というのでしょうけど……。

久々の乙一インタビューに物思う。

そういえば先週、久しぶりに乙一さんにインタビューをしてきたのでした。

乙一さんとお会いするのは、たぶん10年ぶりくらい。初めてお目にかかったのは拙著『新人賞の極意』の取材の時で、当時まだ愛知県にお住いだった乙一さんのもとへ飛び、某駅構内のラウンジでパフェを食いながらあれこれ話を伺ったのでした。

この時はまだ、業界の一部で神童扱いされてはいたものの、決してメジャーではなかった乙一さん。しかし、この取材の数カ月後に『GOTH』がヒット。当人の意思をよそに、爆発的な人気を集めていくことになります。あまり人前に出るのが得意ではないと語っていた乙一さんにとって、これは窮屈な状況だったのかもしれません。

やがて、別名義での活躍が目立つようになり、僕もなんとなく連絡を取る機会を失していたところで、こんなアンソロジーが登場。乙一、中田永一、山白朝子、越前魔太郎、そして安達寛高の名が連なる『メアリー・スーを殺して』。短編集ではなくあくまでアンソロジーなのがミソ。

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『新人賞の極意』でお会いした頃を回想すれば、思いもよらないかたちでキャリアを積み上げている乙一さん。それに対して、自分の今日までのキャリアはどうだったのかと、いろいろ反芻せざるを得ません。

佐世保からのいただきもの。

拙著『物語で知る日本酒と酒蔵』でご紹介している長崎県佐世保市の梅ヶ枝酒造さんから、丁寧なお礼状とスパークリング日本酒の新製品を頂戴しました。

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同酒造を訪ねたのはほとんど偶然で、冲方丁さんとの佐賀旅行の際に、何の気なしに立ち寄ってみたのがご縁の始まり。

蔵を訪ねてみると、長い歴史もさることながら、大充実のラインナップと新酒のキリッとした旨味に僕らはイチコロ。この時点では取材ではなく単なる観光客だったわけですが、後日、本を書くにあたって「記事にさせてほしい」とお願いした経緯があります。

佐世保には気になっている戦跡もあるし、また遠からずお訪ねしたいものです。必ず。

嵐の前の。

晩、シンジと一緒に酒や食糧を買い込んでオトタケ事務所へ。仕事抜きで会うのはじつに久しぶり。

最近報じられまくっているように、彼の出馬が本当にあるのなら、こうしてプライベートで飲むのも最後になるかも!?

……ってのは、ちょっと白々しかったですかね(笑)。

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上は酔っ払って反省モードのシンジを慰めるオトタケの図。この数週後には、自分が慰められる立場に取って代わるとはまだ夢にも思っていません。