喰わせ屋おんど@三軒茶屋

晩、講談社M氏が「いい店を見つけた」と連れだしてくれたのが、三茶の和食店『おんど』。

なるほど、カウンター席の居心地が良く、日本酒や焼酎を飲みたい気分のときには理想的なメニュー構成。

なかでも印象的なのが、アボカドとベーコンの炊き込みご飯。…なんでそんな組み合わせを思いつくの?と多少の疑問を感じつつ食してみたら、これがもう抜群のハーモニー。

20160406

三茶でも普段あまり出向かないエリアだけど、ぜひリピートしたいので記録しておきます。

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渦中の誕生会。

あちこちで報じられた通り、この夜は朋友・乙武洋匡の誕生パーティーでした。招待状を受け取った時点で想定したものとは、まるで意味合いの異なるパーティーになりましたが、それでも非常にいい空間でした。わりと念入りに緘口令が敷かれていたはずなのに、皆さんけっこうメディアに向けて喋っちゃってましたね(苦笑)。主催者側発表の情報と合わせて、パーティーの内容はほぼ報じられている通りのものでした。

ご存知のように、ここ数週で彼を取り巻く環境は一変。僕自身、本来この夜に合わせて一緒に動いていた案件もあるのですが、これもいったんご破算ということになりました。

正直、一連のトラブルについては昨年から把握していましたし、週刊誌が何を掴み、どのタイミングで掲載に至るかというのも、事前に知らされてはいました。その後、世間がどの程度の反応を示すのか、僕は僕で関心を持ってウォッチしていたわけですが、良くも悪くも「まあ、こんなものだろうな」というのが率直な感想。語弊を恐れずいえば、乙武洋匡が世間に思われているような聖人君子ではなく、誰よりも人間臭いヤツだということは、僕らにとって当たり前の事実です(彼自身もずっとそれを発信しつづけていました)。

僕ら周辺の人間にも多少の余波はあり、知らない記者から電話がかかってきたり、店の電話を通してワイドショーの出演依頼がきたり、バンドがネットで炎上したり……etc。この日のパーティーの帰路もマスコミに囲まれ、あえて遠回りをしたはずの裏路地にまでワイドショーの記者が張っていたのにはもはや感服しました。部分的には同業者である立場として、それらをスルーしなければならないことに申し訳なさもありましたが、まあ彼との関係は完全なるプライベートなのでご容赦を、と。

20160405

騒動の最中、LINEで「まあ、これを機に干されて暇になったら、たくさん遊ぼうぜ」「でも女遊びはしませんよ!」なんてやり取りをしていたのですが、ノリは良くてもやっぱりいろいろ堪えたようで、この日のオトタケは小さく萎んで見えました。友人のこういう姿はけっこうツラい。

昨年の冲方さんといい、今回のオトタケといい。そろそろ周囲で友清疫病神説が流布されつつある今日このごろ(笑)。次は石田衣良か誉田哲也か伊坂幸太郎か! …と、それぞれご本人に言ってみたら、そろって「自分は何もないから大丈夫」と返ってきました。

脱稿を祝して。

数年前から計画的に時間を作り、2つの書下ろしに専念されていた誉田哲也さんから、「ようやく終わったぜ。遊ぼう」とメールをいただいたのは数日前のこと。「ストロベリーナイト」シリーズと「ジウ」シリーズをリンクさせる長編2冊を一気に刊行する、ファン垂涎のプロジェクトがいよいよお目見えするわけです。

…と、それはさておき。私事がごたついてご無沙汰してしまい、今まで渡しそびれていましたが、昨年12月の沖縄出張の際、Jack Danielマニアの誉田さんにこんなお土産を買っておいたのでした。

20160404

ぜひ仕事場かスタジオに飾っていただこうと、こいつを片手に夕方出陣。都内某所で誉田さんと2軒ほどハシゴしてまいりました。

今回の書き下ろしについては前々から聞いていたので、個人的にはそれらが手離れした今、次に何を書くのか、ということ。ちらりと聞いたところでは、僕の好きな某作品の長編に取り掛かられたとのことで…。これは来年のお楽しみ、かな?

いろいろ積もる話もあり、終電までたっぷりと。というか、珍しくちゃんと終電を守った!

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誉田さんの新刊『硝子の太陽N』と『硝子の太陽R』、ダブルで5月中旬発売です。

ブルワリー立ち上げを追う。

夜な夜な飲み歩いていることが、本当に自分にとって生命線になっていると実感する瞬間が、詭弁ではなく多々あります。それはたいてい、およそ自力では到達できないであろう情報や人脈にありついた時。

「今度はクラフトビールの本をやるんですよ」と、新橋の馴染みのバーテンダーさんに話していたら、「ちょうど知人が、これからブルワリーを立ち上げるところです。ブルワリーの立ち上げを最初から見られる機会なんてそうないでしょうから、よければご紹介しますよ」と言っていただいて。それはもう、今回の本の中でもいいコンテンツになるはずで、「ぜひに!」と即答したわけです。

すでに埼玉県某所に用地を押さえ、麦やホップの栽培から自社で手がけるプランだというから、事業としてもなかなか壮大です。幸いなことに話はトントン拍子に進み、この日、現地へ取材に出かけることに。

 

20160402

行ってみれば、お相手は全国でショップ展開する貿易会社の社長さん。バックパッカー時代に培った人脈と知見を元に起業した方で、農や食へのこだわりが図抜けている印象。これは楽しみ。

終日たっぷり密着させていただき、来月もう一度お邪魔させてもらう約束をして、夕方退散。新しく事を起こそうとしている方のバイタリティに触れ、実に刺激的な1日でありました。