K子さんおめでとう。

原稿やってジム行って、その足で渋谷の文化村へ。講談社M氏と打ち合わせをひとつ。

のち、いったん帰宅して再びしこしこ原稿書いて、22時半ごろデュランバーに顔を出す。デュランバーの裏番長、K子さんの誕生祝いを数名でささやかに。果たして、深夜のケーキが喜ばれるのかどうかは難しいところであります。

20150430

仕込んでいたサプライズゲストは登場しなかったけれど、楽しい一夜。

横須賀で山狩り。

昨日の地底湖に気を良くしたもので、今日は横須賀は追浜方面へ。詳細な位置は伏せますが、どうしても押さえておきたい壕があるのです。

……が、これがじつに手強い。いつものように山肌に添ってぐるりと歩き、壕口もしくはそれに繋がりそうなルートを模索するものの、手がかりは皆無。絶対、目の前のこんもりとした山の内部に、目指す壕が展開されているはずなのに…!

やむなく、ちょっと無茶なルートから山狩りを敢行し、擦り傷だらけになりながら藪を分け、山頂に到達すると、不自然なスペースが。石碑みたいなものもある。

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朽ちた石柱には、「重校」の文字が。

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目的の壕は、陸軍の重砲兵学校ゆかりのものなので、非常に関連性を感じます。やはり、いままさにその真上に立っているはず。なのに、どうしても壕口が見つからない!

さらに小一時間頑張って、やっと見つけたのがこれ。完全に埋められています。さすがにこれを掘り返して進むわけにもいかず、泣く泣くアタックを断念。

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あとで全力で調べてみたら、周辺の開発にともない、1年前に壕口は潰されてしまったようで。たしかにこの山の目の前には、大きなマンションが建てられようとしていました。ううむ、無念。

でも、手ぶらで帰るのもなんなので、横目に入ったこちらをチェックしてみることに。ご覧のように、ゴミ捨て場になってる雰囲気が満載なので、気は進まなかったのですが…。ちなみに左に見える階段は、古い神社の名残です。

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でも、這いつくばって奥まで進んでみると、小さな壕ではあるものの、内部は案外ちゃんとしてました。

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天井には碍子が残っています。かつては銃眼でもどこかに開いていたのかもしれませんね。

沼津の地底湖。

今日は静岡県沼津市内の戦跡探訪。通称「地底湖」がメインターゲットです。

かつて軍需工場が置かれたある壕のなかを、懐中電灯の灯りだけをたよりに進んでいくと…、水没したエリアがあるのです。誰が置いたのかボートまで浮いていて。ちょいと出航してみましたよ。

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界隈には他にもいくつか変わった遺構が散見されましたが、とりあえずこの一枚が撮れたので大満足。

山梨“ワイン椀”ツアー。

ワイン用の焼き物「ワイン椀」なるものがあるそうで、ちょっと面白そうなツアーに誘われて山梨まで。出発に備えて6時起きで原稿を片付けたのに、集合時刻を1時間間違えて遅刻するというボーンヘッドをやらかしましたが、ツアーには間に合ったのが不幸中の幸い。

知る人ぞ知るオヤマダさんの畑で、まずは白。普段は運転手なので、こういうバスツアーは本当にありがたいっす。

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その後、陶房窯八さんの窯場にお邪魔して日本酒の利酒会、のち、八ヶ岳のコテージで自然素材たっぷりのビュッフェ。いい感じに呑んだくれの1日でした。

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国産ワイン、本当にレベルアップしているなあとこの日も痛感。

早見和真、推理作家協会賞を獲るの巻。

午前中からKADOKAWAで、貴志祐介さんのインタビュー。どうしても合間に「メイウェザーvsパッキャオ、楽しみですねえ」となってしまうけど、この日も有意義なおがたくさん聞けました。早く貴志さんの新作が読みたいなあ。

終了後、神保町の集英社まで徒歩移動。やはりインタビューを1つこなしたあと、早見和真さんがこちらへ向かっているというので、駅前の「さぼうる」で待機することに。早見さんは昨夜、推理作家協会賞を受賞したばかりなのです。

ちなみに「さぼうる」、60周年なのだそうで。僕は大学卒業後、この近くにある小学館プロダクションに入社しているのですが(現在は小学館集英社プロダクションに改称)、最初の研修のときに「さぼうるは覚えておけ」とレクチャーされたことを思い出します。そのくらい神保町に根付き、愛されつづけてきた店なのですねえ。

当時は無邪気に「サボる? 面白い店名だなあ」と思っていた程度で、その後こうして物書きになって界隈を徘徊することになるとは、夢にも思っていませんでした。

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ほどなく早見さん登場。ガッチリ握手を交わしたあと、瓶ビールで祝杯。本当は早見さんは下戸なのですが、「少しだけ、ついでください」と、なんだかこの慶事を分かち合おうとしてくれているようで、内心こみ上げるものがありました。

それにしても、デビュー作『ひゃくはち』に感銘を受けて会いに行ったのは、もう7年前のことか…。またひとり、身近にスターが飛び出しました。まわりの男がどんどん出世していくアレだよ、という歌詞が頭によぎらんでもないですが、自分のことのように嬉しいことです。とくになにか貢献したわけでもないのに何でしょう、この厚かましい感情は。

帰宅後、3階級制覇が賭かった井岡一翔の世界タイトルマッチをテレビ観戦。相手のレベコも、気がつけばV8王者。この日は以前に来日したとき(黒田雅之戦)よりも格段にコンディションが良さそうでしたが、それでもいちいち井岡が一枚上手という印象。井岡のボクシングはテクニカルで見ていて本当に飽きません。現役ボクサーで最も「目がいい」のは井岡かも。

さて、悲願の3階級制覇も達成したことだし、ぜひ今後はファンを楽しませるマッチメイクを期待したいところ。でも、「八重樫と再戦の可能性は?」との質問に、「やりたくないです」と苦笑いする心境は、わからんでもないです。

国産ワインの宴。

午後から都内某所、ロボットデザイナーの松井龍哉さんの事務所へ。またひとつ、楽しみな仕事がスタートです。2時間ほどお話して、次回のアポを確定させて辞去。

いったん帰って原稿をいくつか片付けたあと、晩はイワセ先輩宅で国産ワインの会。基本的に初めましての方が10人ほどそろった場なのですが、奇遇にも昨年あるワイン会でご一緒した某女史と再会。飲んべえの世界は意外と狭い。というか、SNSの登場が世間をいっそう狭くさせている。

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独自ルートで優先的に仕入れられた希少な銘柄を、イワセさんの解説つきで次々にいただく。さすがのお点前。

じつは個人的には、15年くらい前に国産ワインに見切りをつけていたのですが、ここ3年ほどハマり始めました。河合香織さんが題材にしたころくらいから、ハッキリとレベルが右肩上がりしている印象。

フランス人もびっくり。

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彼とはドラゴンボールの話で盛り上がりました。フランス人って、本当に日本のアニメが好きなんだなー。

館山の機銃試射場跡、赤山地下壕ほか。

ほんと、戦跡ばかりですいませんって感じですが、沖縄から間髪入れずに今度は千葉県館山市に出張。今回は再生したばかりの愛車をアシに使いましたが、千葉と言っても館山はけっこう遠いんす。バッテリーこそ元気だけど、いつトラブルかビクビクしながらハンドルを握っておりました。

さて、某所の山中に、ひっそりと戦闘機の機銃試射場の跡地が残っているというので、意気揚々と捜索開始。でも、どうやら的外れな方向に向かってしまったようで、どれだけ山林のなかを歩いても、それらしいスポットが見つかりません。代わりに、事前情報になかった壕がごろごろ…。

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迷いながら思わぬ発見が多々得られるというのは、戦跡渉猟あるあるでしょう。ちゃんと数えたわけじゃないけど、浅めのものまで含めれば、軽く10個近い壕口をさらえたような。そのうちのひとつは山の反対側まで貫通していて、放置されて久しいと思われる田畑に出ました。

それなりに収穫は大きかったのですが、2時間ほどリサーチして退散。引き返す途中、「まさかこんなところには何もないよな?」と少しだけ覗きに行ってみた藪のなかに、目的のものがありました!

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こういうコンクリート造りの浅い壕がいくつか並んでいて、どうやら戦闘機に搭載する機銃をこの穴に向けて発射していた様子。壁面をつぶさに観察すると、当時のものと思しき弾痕が多数確認できます。

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というわけで、このエリアは大収穫。雨が降り始めたので、次のスポットを目指します。今度は自治体によってしっかり管理されている赤山地下壕。入場料を払うと、ヘルメットと懐中電灯を貸してくれます。とくに足元がぬかるむようなこともなく、ダンジョン初心者におすすめ。内部はこんな感じ。

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このあと、掩体壕など周辺の戦跡をいくつか刈り取ったものの、強まる雨脚に行く手を遮られ、夕方手前に取材を断念。